← 台風15号・19号・大雨災害状況のこ報告と対策について

台風災害の弊社対応の経験から、導き出した【日頃から住まいで備えるべきこと】の一つである「備え① 住まいの台風災害に備える」についてご説明します。

備え② 火災保険には絶対に入りたい →

【強風】による災害

強風時、特に多かったのは屋根材の飛散です。

上図のように屋根瓦や棟板金(屋根の一番高い部分)などが暴風によって飛散しました。その多くは長年の経年劣化から屋根材が反ったり、伸縮したりして発生した、わずかな隙間から強風が入り込みました。一部が飛散してしまうと残っていた部分も強風に飛ばされやすくなります。また雨樋も強風に弱い部分です。

【大雨】による災害

台風などで大量の雨が降り続いた結果、雨水が浸入・雨漏れ被害が発生しました。

雨水が過去に浸入した形跡がある、
外壁材が欠損している、
外壁コーキング(隙間を目地材などで埋めている部分)が切れている

などの場合、
大量の雨が降ると問題の部位から雨水が浸入するケースがあります。

また、バルコニーの床排水口が詰まっているところに大量の雨が入ると、排水処理能力を超えた水が溜まり室内側に浸水するケースもありました。

備える

定期点検・診断 → メンテナンス

車には車検があり、整備必要な部品は交換します。
健康診断も同じく疾患が見つかれはお医者さんに掛かり治療を行います。
大事な我が家も同じです。

強風で屋根材が飛び、雨漏れする、外壁の亀裂から雨水が吹き込む。これらは適切な診断・メンテナンスを実施せずに生じている可能性があります。定期点検・診断を行い必要なメンテナンスをする【=備える】ことで台風災害から我が家を守ることができます。

ご自宅でチェックすべき箇所はココ

■屋根材のスレ・割れ
■屋根板金の浮き
■雨樋の外れ
■窓の立てつけ・密閉度
■雨戸・シャッターの有無
■外壁のヒビ
■外壁コーキングの割れ

参考:弊社、外装点検項目

※ご注意
屋根などの高所へ登ることは大変危険です。目視できない箇所につきましては、専門の調査をご依頼ください。

弊社、専門スタッフによる点検はこちら →

メンテナンス例

①かぶせ屋根

既存の屋根の上に、新しい屋根材をかぶせ、美感、性能、機能をアップさせます。

②窓シャッター

飛散物による窓の破損を防ぐ効果を期待できます。

③蓄電池

停電時の備えとして有効です。蓄電池の設置には様々な種類や方法があるため、ご家庭の使用状況にあったものを選択する必要があります。

備え② 火災保険には絶対に入りたい →

いつでも安心・快適に

いつでも安心・快適への第一歩は、建物の健康診断を行い、住まいの健康状態を的確に把握することです。そして、適切なメンテナンスを行うことで自然災害が到来しても安心・快適に過ごすことが可能になります。

自然災害への対策も、お気軽にミサワリフォームにご相談ください。

ミサワリフォームなら有資格者による建物診断も承っています。

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