二世帯同居を考え始めたら・・・
「呼び活」をスタート!

子供の独立・結婚・孫の誕生を機に、また、ご自身の老後相続対策として、近年、子世帯との同居が増加傾向にあります。
親世帯として、子世帯と同居を考え始めたら、どのようなことに注意して子世帯を向かい入れる「呼び活」を進めていけばよいのでしょうか?
今回は、弊社ミサワリフォームの「呼び活セミナー」の内容を一部抜粋して説明していきます。

「呼び活セミナー」講師:ミサワリフォーム株式会社・住まい再生推進課 部長 野村 薫

活用できていない「空き室」はありませんか?
~家庭内の「空き室問題」~

お子様が独立したり、家族の編成が変わることで発生する、「空き室」、ご自宅にはどのぐらいありますか?弊社でリフォームをさせて頂いたお宅の中には、物置になってしまっているお部屋が4部屋もある事例もございました。
しかも、物置といっても何が入っているかよくわからない状態でした。

このように、物置化してしまった居室。いずれ誰かが片付けや整理をしなくてはなりません。

年を重ねるごとに、ご自身で片付けするのが億劫になってしまい、最終的にはお子さんが片付けることになり、片付けだけで半年~1年以上かかってしまったり、専門業者を手配して多額の費用が発生するというケースもありました。

呼び活の第一歩は「整理」から

上記のような「空き室問題」が発生しないように、部屋の中は勿論、モノを整理するともに、記憶や思い出も合わせて整理もしていくと、今後の道筋がはっきりしてきます。

また、「生前整理」として資産などもどのように処分するかも合わせて整理しておきたいところです。

お部屋も心もお金もスッキリした状態にすることが「呼び活」の第一歩です。

世帯をどのように分けるかを検討

二世帯住宅の間取りは、以下の代表的な3パターンに分けられます。
「完全同居型」(リビング・水廻り・玄関共有)
「ほどほど同居」(一部水廻り・玄関共有)
「別々同居」(共有部分なし)
間取りに関しては親世帯・子世帯、それぞれの意見や考え方を考慮して決定していきますが、 建物上の制限によって間取りが限られるので、建築士などの専門家にも意見を聞きながら進めていく必要があります。

その他に注意しておきたいこと

間取りのほかに、注意すべきポイントとしては、次があげられます

・音の問題
二世帯同居でトラブルになりやすいのは音の問題です。生活パターンが違う世帯が同居するので、生活音によって、今までにないストレスが発生する場合がありますので、ご自身やご家族が「音」に対してどのぐらい敏感なのか?それによってどのぐらいの防音・遮音が必要なのかを検討していく必要があります。
 
・費用負担
リフォーム・リノベーション費用をどちらの世帯が負担するかによって、贈与税が発生することがあります。どなたが不動産の所有者で、どなたがリフォームの費用負担者なのかを明確にし、場合によっては税理士などに相談する必要があります。
また、電気やガス代などのランニング費用の負担もどうするかもあらかじめ相談しておくとよいでしょう。

ミサワリフォームでは、 税金に関するご相談はもちろん
不動産・資金計画など、「税理士」「司法書士」「宅地建物取引士」「ファイナンシャルプランナー」など各分野の専門家に、幅広くご相談いただける窓口を設けております。

詳しくは動画をご視聴ください

今回は弊社「呼び活セミナー」の内容を抜粋してお届けいたしました。
実際のセミナーでは、実際の2世帯リノベーション成功事例なども交えてご説明しておりますので、是非一度ご覧ください。
下記より申込いただけますとセミナー動画ご視聴いただけます。

実際の2世帯成功事例をご紹介
360°実例