スキップフロアと棚でゆるやかに仕切る部屋

都心タワーマンションのゲストルーム改装です。
細部にこだわり、ラグジュアリーで重厚、けれどリラックスできるような空間を目指しました。
約70平米の広さを活かすために全体の色調をシックに整え、照明は主に間接照明を使用し夜景を楽しめる仕様になっています。

180ミリスキップダウンしたベットエリアは、腰ほどの高さの棚でも仕切られています。ワンルームの中で自然にベットエリアとリビングエリアを分ける工夫です。ゲストルームですので、ホテルのように浴室、サニタリーとベットルームという構成になっています。

サニタリーは白を基調に構成し、タオルハンガーなどの金物と洗面台、鏡のフレームを黒で引き締めてたスタイリッシュな空間です。変形になっている広い部分を活かし、大きな鏡の洗面台を設置することでラグジュアリー感を感じる空間になりました。

リビングエリアのペンダントライトのほかは、ダウンライトと間接照明で洗練された光を演出しています。何よりカーテンボックスに仕込まれた光がカーテンの開閉で表情を変え、眺望を美しく彩ります。柱部分にカーテンを収めているので、カーテンをすべて閉めるとドレープの滝に囲まれたように感じられます。

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