災害時、停電が発生することは誰もが想定することでしょう。

そして最近では、住宅の耐久性が上がったこともあり、災害時に在宅避難を行う可能性も高くなっています。

停電中の在宅避難を想定した備えが必要です。

普段、私たちの生活は、当たり前のように電力に支えられています。電力がなくなれば、快適な生活を送れなくなることは想像に難くありません。

停電の際、自宅で心身ともにストレスの少ない避難生活を送るために、リフォームでどのように備えることが出来るでしょうか。

ずばり、電力を自給するシステムを住宅に搭載することは、有力な対策となります。

おすすめは「太陽光発電システム」 + 「蓄電池」です。

設置コストがかかるように感じられますが、やはり、備えられる電力量が大きいのが魅力です。

また、災害時に限らず、普段の生活の中でも大きなメリットがあります。

まずは、太陽光発電、蓄電池のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

太陽光発電システムとは?

太陽光発電とは、自然エネルギーを使用した発電システムのひとつです。

近年、住宅での電力自給システムの代表格となっています。

屋根や、空き地に藍色の板が設置されているため、ほとんどの方が目にしたことがあるのではないでしょうか。

あの板の部分を「太陽電池」と呼びます。太陽電池は、太陽エネルギーを直接電気に変えるための重要な部品。

家庭用としては、太陽電池を屋根に設置することが多く、屋根の形状や勾配に合わせて様々なタイプがあります。

主流は、スレートタイプ・瓦タイプ・フラット屋根タイプの3タイプです。

太陽光発電システムには、家庭で使用するにあたり、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

太陽光さえあれば、電気を作り出すことが出来る。電力会社から購入する電気代を抑えることが可能。

デメリット

太陽光のない夜間は発電できない。太陽光の少ない曇りや雨の日は発電量が少ない。電気を蓄えておくことはできない

補足:再生可能エネルギー普及のため、太陽光発電の余剰電力を電力会社が国に定められた価格で買い取るFIT(固定価格買取制度)は2019年に終了しました。終了後も、買い取りは行っていますが、買い取り価格は2019年までと比べ、低価格となっています。

蓄電池とは?

蓄電池とは電気を充電しておくことができるバッテリーです。デメリットは、バッテリーですので、蓄電池のみで発電させることはできないことです。

大きさは、小さいもので空気清浄機ほどのサイズとなり、屋外設置タイプ・屋内設置タイプとあります。

例:京セラハイブリッド蓄電システム

停電時に備える観点から蓄電池を設置するのであれば、6.5kWh以上の電力を充電できるタイプが理想的です。

補足:停電時に蓄電池を使い、壁のコンセントにつないで電化製品を使用する場合、非常用コンセントを設置する必要があります。詳しくは後述

太陽光発電システム、また、蓄電池それぞれを単体で設置することでも一定の効果があります。

しかし、最も効果を発揮させるためには、その2つを組み合わせて使用することが理想的です。組み合わせることにより、それぞれのデメリットをカバーし、さらなる相乗効果を得ることが出来ます。

【災害時】太陽光発電+蓄電池の効果

組み合わせて使うことにより、太陽光発電システムの「電気を蓄えておけない」デメリット。そして、蓄電池の「発電できない」デメリットを補い合えるのです。

太陽光発電システムに蓄電池を連係しておけば、もし停電が発生した場合でも、(機種によりますが)太陽光による発電を蓄電することが可能です。

もちろん、事前に充電されている蓄電池の電力を使い、一定時間生活することが出来ます。

非常用コンセントを設置しておくことで、冷蔵庫、照明、テレビ、スマホの充電など、災害時の生活に必要な家電を使用することができます。
※非常用コンセントの設置位置は災害時に生活の中心となる部屋(居間等)に設置するのが効果的です。(合計最大1500Wまで使用可能)

【平常時】太陽光発電+蓄電池の効果

平常時は、ピークシフトに対応しています。

「ピークシフト」とは、1日を通して電力消費の平準化を図ることです。

ほとんどの蓄電池には、就寝中に深夜電力を蓄えておき、電力消費量の多い時間帯に使うことが可能な運転モードがあります。

太陽光発電システム+蓄電池の場合、日の出とともに太陽光発電がスタートし、日没まで発電エネルギーを利用しながら深夜に蓄電した電気も使用します。

電力消費を平準化することにより、かしこく安心に暮らせるのです。

いざという時の備えを総合的にサポート

ミサワリフォームでは、太陽光発電システム、そして、蓄電池の設置についても工事を受け付けております。

創エネ(創るエネルギー)、蓄エネ(蓄えるエネルギー)を総合的にサポートしております。

ぜひ、お気軽にご相談ください。