前回、三鷹で開催し好評だった水引のワークショップ。今回は多摩センターリフォームモデルルームでの開催となりました。

三鷹マンションリフォームプラザ開催の様子→

本来3月開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期となっていました。緊急事態宣言解除後、多摩センターリフォームモデルルームでは初のイベント開催です。

まだまだ、外出することに油断はできませんが、少しずつ生活に彩りを添えていきたい。そんな思いから、開催へ踏み切ることとなりました。

前回の参加者は10名様弱でしたが、今回は2名様と密になることを避け開催されました。

人数を抑えて開催。講師はフェイスシールドを着用、参加者・関係者はマスクを着用しています

「水引」とは身近なところで言えば、ご祝儀などに使用する封筒にかけられている細い紐のことを言います。最近では伝統的な贈り物に使用するだけではなく、インテリア・アクセサリーなど多岐にわたる装飾として人気を集めています。

講師作品

今回使用する水引は、紙を芯とし、周りを糸で巻いたもの。光沢があり、しなりが良く、丈夫です。ヘアアクセサリーに加工したときに、雨などに濡れてしまっても、へたってしまうことがありません

■ワークショップの内容とは?

①座学 ・・・10分

水引の歴史や、梅結びについての説明がされました。

梅結びとは5枚の花びらを梅の花に見立てた丸く可愛らしいカタチの結びです。あわじ結びや結び切りと同じく、簡単にほどけないので「固く結ばれ、ほどけないように」という意味が込められています。あわじ結びの進化系であり、さらに強く結ばれることから「末永く付き合う」という意味もあります。

・固く結ばれた絆

・魔除け

・運命向上

の意味から、結びをお守りとして身に着けられます。

梅結び練習・・・45分

基本のあわじ結びを習得し、梅結びを学びます。

梅結びはあわじ結びの進化系です。あわじ結びを習得することが、初めの難関となります。慣れるまでは手の所作が複雑に感じられ、皆さん、先生の手元を確認し、ご自身の手を動かしと懸命に習得していきます。

苦心される場面もありましたが、参加者の方からは「可愛い、楽しい」という声が聞こえてきました。

練習で作成した梅結びは和紙でできたポチ袋に接着し、一つの作品としてお持ち帰りいただきます。

水引の端の部分はカールさせ、モダンで粋な印象に

アクセサリー作り・・・45分

いよいよ、アクセサリーを作ります。練習では水引3本でしたが、アクセサリーは5本で作成していきます。水引の本数が増えるほど、難易度も増していきます。

参加者の皆さんが、悩まれるのが、水引の色選びです。

グラデーションで考えたり、一色にしてみたり、アクセントカラーを入れたりと、楽しい作業となります。

水引の隙間ができるだけ開かないよう、形を整えながら進めていきます。

出来上がりがこちら

みごと、素敵に仕上がりました!


アンケート記入・・・5分

アンケートにご記入いただき、ご希望の方にはモデルルームを見学いただきました。

■まとめ

知らず知らずのうちに、不要・不急以外のコトをしない毎日になっていませんか。

油断することは危険ですが、心のゆとりまでを日常から奪ってしまい、生活に潤いをもたせることを忘れてしまっては寂しい。と今回、改めて気づかされました。

造形として、そぎ落とす美しさもありますが、添えることの豊かさもあります。今回の外出自粛でご自身の「住まい」に目を向ける機会もあったかと思います。快適な生活を見直すタイミングかもしれませんね。

講師紹介

sayuri kimura着物に合わせたアクセサリーを作るコトをキッカケに水引細工に出会う。
日本の四季、節句、行事に彩りを添える水引細工を制作、広める活動をしている。
facebook : https://www.facebook.com/Musubi_tokyo-114845709962752/

イベント概要

開催日時2020年6月30日(火)14:00~16:00
開催場所多摩センターリフォームモデルルーム
参加費500円・材料費200円・予約制

■毎月イベント開催

多摩センターリフォームモデルルームでは毎月、イベントを開催。今回のようなワークショップや、住まいに関するセミナーなども開催しています。お気軽にご参加ください。

また、混み合う土曜日・日曜日も人数を制限しウイルス対策の上、営業いたしております。