■ハーブボールとは?

何種類かのハーブを布に包んだものを「ハーブボール」といい、ハーブボールを暖かく蒸し、身体に押し当ててトリートメントする伝統セラピーが注目を集めています。セミナーでは10種類の日本原産の無農薬ハーブを使用し、ハーブボールを作製していきます。

青山サロンでのセミナーは最大6名の少人数制。ハーブの香りが広がる中、落ち着いた雰囲気で和やかにセミナーが進められました。

■セミナーの内容とは?

①座学 ・・・20分程度

ソファー席でお茶やコーヒーを飲みながら、講師から説明される「ハーブボール」の起源や効果に耳を傾けます。
意欲的にメモを取る参加者の皆さん。


②制作・・・1時間程度

場所を移し、いよいよ作業に入ります。

今回は1人2つ「ハーブボール」を作製。1つ目は先生から説明を受けながら手順を追います。
「ヨモギ」「イチョウ」「柿の葉」など、身近な植物が材料ということに感心しながら進めていきます。 今回は使用していませんが、「ドクダミ」をハーブボールに使用するのも有効とのこと。
「庭にいっぱいあるわ」と笑いが起こる場面も。


2つ目はご自身のペースで作製します。皆さん、1つ目とは打って変わって、黙々と集中して作業を進めます。


そして、それぞれに個性がある愛らしい「ハーブボール」が完成しました。


③セラピー体験・・・30分程度

参加者の皆さんが作製したハーブボールを実際に使用してみます。
使用方法はしっかりと水を含ませたハーブボールを蒸し器または電子レンジで温めて、身体に当てます。事前に配布された可愛いクマの「セルフケア方法」を見ながら、思い思いに、身体にハーブボールを押し当てます。じんわりと暖かく、優しく広がるハーブの香りが癒してくれることを実感できました。

④アンケート記入・・・10分程度

最後にお茶、コーヒーを飲みながらアンケートを記入。そのまま、スタッフと談笑を続けられる方も。また、参加特典のボルボスタジオ青山カフェ&バー「カフェチケット」も配られました。

■まとめ

スピードが目まぐるしく、情報過多な現代社会。だからこそ、何気ない暮らしに気を配る「ていねいな暮らし」がクローズアップされるのかもしれません。忙しさから離れ、ゆったりと優しい香りに囲まれて、黙々と作業をおこなうこと自体に「癒し」の効果があるのではないかと感じました。

講師紹介

詫間 由起子
薬剤師
公益社団法人
日本アロマ環境協会
アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーインストラクター
アロマブレンドデザイナー
特定非営利活動法人
日本メディカルハーブ協会
ハーバルセラピスト
ハーブボールセラピスト協会 ハーブボールセラピスト

■青山サロンでは毎月イベント開催

月に約2回、イベントを開催。今回のようなワークショップ形式のセミナーや、耐震など住まいに関するセミナーを開催しています。お気軽にご参加ください。