青山サロンにて「おうち時間を音楽で楽しむセミナー」が開催されました”音にこだわる”ハイエンドオーディオ TAD を体感する

音楽をレコードで聴かれたことがありますか？

さらには、床置きのスピーカーで音楽を最後に聴いたのはいつでしょう？

最近ではCDを購入することもなく、スマートフォンなどでストリーミングまたはダウンロードをして、イヤホンで音楽を聴いている方が多くなっていると思います。

そんな状況ですから、レコードで音楽を聴くことは、よりコアな愛好家のモノのようで、興味はあっても、なかなか足を踏み入れにくいと感じますよね。

今回は、講師にギンザレコードの新川さんとTADの関口さんの2名を迎え、気軽にレコードの音をスピーカーで体感できるイベントを開催いたしました。

TADとは？

純日本のハイエンドオーディオメーカーです

1975年オーディオメーカーのパイオニアにてプロジェクトが発足。

当時は、プロ専用としてスタートしましたが、2003年に一般向けスピーカーを発売しました。

現在もすべてが日本製。

山形県天童市、そして埼玉県川越市に工場があり、今回の機材も技術者が何千回と試聴を繰り返し、ひとつひとつ組み立てて商品化されたものです。

芸術家の意図を正しく表する

レコードには良くも悪くも、レコーディング時にスタジオで行われていたことがありのままに記録されているとのこと。

オーディオ機器の使命は、記録されていることを可能な限り再現することであり、オーディオ機器が音楽に脚色を加えることがあってはならない。と語られました。

試聴

講師が用意したレコードとyoutubeの音源を試聴します。

また、お客様の音源の持込みも受け付けており、普段の音と聴き比べをしていただきました。

レコードの音源を聴く

あまりレコードになじみのない方は、レコードというのは「プチプチ」という特有のノイズが必ず入るという先入観をお持ちではないでしょうか。

確かに、レコードは非常にデリケートで、針の状態、盤の劣化などで、ノイズが入りやすいもの。

ですが、ベストな状態であれば、ノイズは入らず、まさにレコーディング中のスタジオにいるかのような臨場感。

音が粒なって転がるように、音楽を立体的に感じることができます。

youtubeの音源を聴く

スティービーワンダーの2016年野外ライブの様子を視聴しました。

youtubeの音源は圧縮されているため、CDやレコードに比べ、音質が劣るわけですが、こちらもTADの機材を通せば、単にパソコンやスマートフォンから聞くものとは格段に違いが生まれます。

音は光出力でディスクプレーヤー、アンプを経由し、スピーカーから発せられました。

観客、演奏、歌が区別されたのち、重なり、そして、すべてが一同に押し寄せ、会場の熱量に包まれるような感覚です。

持込みのレコード試聴

自由に音源をお持込みいただき、普段との音の違いを比べていただきます。

お飲み物は、お隣のボルボスタジオ青山カフェ・バーのコーヒーを用意いたしました。

ドリンクをお供に、ゆっくりと心行くまで音楽を楽しんでいただき、後半には講師に熱心にご質問される様子も見られました。

そして、特典チケットをお渡しし、イベント終了となりました。

まとめ

世の中のあらゆるものはコンパクトになり、携帯性が高まっています。

音楽も例外ではありません。

TADの関口さんに「スピーカーは、置くタイプより、天井などに吊るすようなコンパクトなタイプが売れるようになっているのではないですか？」と伺ってみました。

答えは、「商業施設などでは天井に吊るすタイプが多いですが、それ以外の主流は床に置くタイプです」とのこと。少し、驚きました。

音は振動で伝わるので、床をも振動させる床置きのスピーカーの方がダイナミックに音楽を再現できるのです。

確かに。理科の授業を思い出しました。音は振動で伝わるものですね。

床や、空気を震わせて聴こえてくる音楽は、「聴く」というより「体感」するという表現が、しっくりくる感じがします。

そして、そのように空間を使うことは、この上なく、贅沢で豊かであると言えそうです。

講師紹介

イベント概要

青山サロンでは毎月イベント開催

月に約２回、イベントを開催。住まいに関するセミナーや、ワークショップなどを開催しています。ぜひ、お気軽にご参加ください。

• 2020年8月4日
• 2020年9月26日
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