より住みやすい二世帯住宅にするためには、同居前のご家族の話し合いが重要です。
実際に二世帯同居をされている方の声を参考に、親と子みんなの意見を取り入れて話をすすめていきましょう!
目次
二世帯同居、ご経験者の声
親世帯の声
たまにはひとりでゆっくりしたい 【母】
1階の親世帯に共有のリビングがあるので、常に人の目に触れられていて気が休まるところがない、自分の部屋とまではいかなくても、せめてこもれる場所があれば・・・。
家計負担のルールを決めておけば… 【父】
自分たちが働いている間、家計費は親が多く払っていた。それがふつうになり、退職後も子世帯が甘えてくる。家計分担比率の変更時期を決めておけばよかった。
「なんでもいい」は禁物! 【父】
親が設計にもう少しタッチすべきであった。子世帯がほぼ決めてしまった・・・。
親のプライベートは?【母】
私たち親世帯に気を遣ってくれるのはいいんだけど、やたらと買い物や旅行に誘ってくるので少し困っている。少しは夫婦の時間もとりたいんだけど・・・。
子世帯の声
プライベートが親に丸見え 【妻】
1階居室のドアがガラスで、玄関が親世帯から丸見え。ちょっとおしゃれをしていると声をかけられるので、外出時に気を遣います。「また遊びにいくの?」と思われてそう。
親世帯の階段は・・・【夫】
両世帯で上下階を共有するつくりにしたが、親が高齢になったら階段の上り下りが大変かも。親が1階だけで生活できる完全分離にすればよかった。
インターホンを付けておけば・・・【夫】
完全分離なのに、すぐこちらに来る親。結局、用が終わっても長居。インターホンを付けて、連絡できるようにすればよかった。
せめてひと声かけてほしい 【妻】
入室に関するルールを特に決めていないので、子世帯スペースに勝手に入ってくる。避けたいわけじゃないけど、世帯間を行き来する際はひと声かけてほしい。
二世帯同居の「理想」と「現実」
理想と現実のギャップが後悔を生む!?
「住んだ後」の値が高い項目は、「理想と現実」のギャップが大きく、建てた後で後悔につながりやすいと考えられます。
「住む前」の値が高い項目は、しっかりとこだわった分、満足感を得られているようです。
息子と娘(夫・妻)どちらとの同居か?
息子夫婦は、娘夫婦よりライフステージの転機で同居を考える傾向があるようです。
娘夫婦は、将来両親の面倒をみる覚悟があるため、そのかわり現在の育児協力への期待が強いのでは?
お嫁さんと親世帯との交流を心配する声が多くあり、同居後の交流やルールなどを心配しているようです。
同居後の生活については実の母娘という気安さから不安は低め。ご主人の肩身が狭くならないように、「間取り」が大きな関心ごとになっているようです。
親子の話し合いに役立つ 「暮らしの声Book」 をプレゼント!
二世帯同居「暮らしの声Book」には二世帯住宅のオーナー様の声がもりだくさん!また、親と子の話し合いに役立つ共感ポイントチェックシートも付いています。先輩の声を参考に、親子みんなの意見をまとめてみましょう!