カーテンと部屋

部屋の印象を左右するもののひとつに「カーテン」があります。
部屋の中でも壁、床、天井の次に面積を占める「カーテン」。どんなポイントがあるのでしょうか。

光の演出

こちらはとあるタワーマンションのゲストルーム。
カーテンボックスに仕込まれた光が、カーテンに反射し光の滝のように見えます。
リノベーションの設計段階でしっかりとプランニングし、計算しつくされた演出です。こんな素敵な演出のお部屋、ぜひ伺ってみたいですね。

カーテンボックス

シックな寝室は天井近くまでの大きな窓が心地よい部屋です。
天井の色と同じカーテンボックスを造作したことで、ひとつづきの統一感が生まれています。また遮光性を高める機能性もプラスされます。
白からベージュでまとめられた色調に、ツートンのカーテンを選ぶことで空間のアクセントになり、カーテンタッセルでひとさじのエレガントさが加わっています。

カラフルな色柄

ぶどう柄でしょうか、白地にカラフルな葉と果実の柄のカラフルなカーテンはキッチンにかけられています。
レースカーテンは柄の中の1色を取り出した優しいオレンジ色。壁や、キッチン収納の色もカーテンの柄の中にある色味です。
たくさんの色があっても統一感を出すには柄の中にある色味を使うこと。毎日を過ごすキッチン、カラフルな色に元気をもらえそうです。

ロールスクリーン

すっきりとしたモダンなリビングは、カーテンボックスを造作し、2種類のロールスクリーンを取り付けています。
ロールスクリーンは1枚の面になり、陰影も少ないのでシンプルですっとしたデザインのお好きな方にお勧めです。そのほか、部屋の間仕切りや目隠しにも利用できます。

カーテンレール

少し懐かしい雰囲気のある「木調レール」は暖かみを演出してくれます。
本物の木材を利用したもの、雰囲気を模したものなど様々な種類があります。
末端部分のデザインや色など、選択肢がたくさんあり、お部屋の雰囲気に合わせてカーテンとともに選ぶ楽しみがあります。
こちらの実例ではレースカーテンはカーテンボックスに、厚手のカーテンはカーテンレールを利用してシンプルナチュラルな雰囲気になっています。

ミサワリフォームインスタグラム

毎週更新中。
リフォーム・リノベーションの実例をご紹介しています。