対面式キッチン（オープンキッチン）の魅力
対面式キッチン（オープンキッチン）とは、リビングやダイニングに対面する形で作業できる開放的なキッチンスタイルのことを言います。家族やゲストと「会話しながら」「テレビを見ながら」何かを楽しみながら料理や片付けができる点が人気です。コミュニケーションの取りやすさ、機能性とともに実用的な点から、対面式キッチンをお住まいに設置するご家庭も増えてきています。
ゲストをおもてなし
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壁付けのキッチンは１人でもくもくと作業になりがちでせっかくの会話も途切れ途切れに。料理や片付けをしているときはゲストの相手ができないことも…
オープンな対面式キッチンであれば、ゲストとのおしゃべりを楽しみながら調理や作業をすることが出来ます。配膳・下膳もしやすく、ゲストも自分も快適なおもてなし空間を実現できます。
対面式キッチンの種類と特徴
対面式のキッチン（オープンキッチン）は大きく分けて「アイランド」「ペニンシュラ」「I型対面」「L型対面」「セパレート」５つほどあります。それぞれに特徴がありますので、やりたいことや暮らし方、住まいの状況に応じて選択していきます。
アイランドキッチン
アイランドキッチンとは名前の通りキッチンと壁の接する部分がなく、部屋の中で島のように独立しているキッチンのことを呼びます。広めに設置スペースを確保する必要がありますが、壁など視線を遮るものが近くにないので、キッチンとは思えないほどの開放感があります。移動に関しても遮るものが一切ないので食事の準備、片付けがしやすいのも魅力です。
ペニンシュラキッチン
左右どちらかが壁についているものをペニンシュラキッチンと呼びます。片方を壁につけることで、アイランドキッチンにくらべてスペースをとらず、間取りの制約を受けにくいので、最近、採用が増えてきている注目のキッチンです。片方は開放的な作りになっているので、アイランドキッチンの良さも盛り込まれています。
Ｉ型対面キッチン
I型キッチンの大きなメリットは、対面キッチンとして家の中を見渡せつつもキッチンの手元を隠すことが出来るという点です。I型キッチンの場合は手元のカウンターの高さを高めに設定することで、キッチン周りの生活感やゴチャゴチャ感を隠すことが出来ます。
L型対面キッチン
L型キッチンはI型キッチンよりも作業スペースが広く取れる上、キッチンがL字型になっているので移動が楽なのが特徴です。作業台で作業しつつ、横を向けばコンロが使えるというキッチン内の移動が少ないのも魅力です。壁側にコンロは設置するのがセオリーですので汚れが飛びにくいのも魅力の一つです。
セパレート型キッチン
セパレート型のキッチンというのはシンクとコンロを別々に分けたキッチンのことを言います。二つに分かれている分、シンク、コンロそれぞれの横に作業スペースを設けることが出来るのは大きな魅力です。広く作業スペースが欲しい場合にはこのセパレート型の対面キッチンをがおすすめです。
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実際にキッチンリフォームをされたお住まいの事例をご紹介します。
壁を撤去して、対面キッチンに
給湯器のスイッチパネルを組み込んだカウンター。間仕切り壁を取り払ったキッチンの足下は、傷の付きにくいフロアタイルを採用。LDのフローリングと調和する色を吟味した。
インテリアに溶け込む、コの字型キッチン
全面改修を前提に、中古物件を購入されたS様。間仕切り壁のほとんどを解体して一旦スケルトン状態に戻し、自分たちのライフスタイルにあった間取りを実現させました。壁で囲われていたキッチンは、LDと一体のオープンタイプに刷新。コの字型のシステムキッチンはサイズや設備を自由自在にアレンジできるセミオーダー品です。カウンターの奥行きを深くして、調理スペースを広く、キャビネット収納をたっぷりと確保しました。上吊り収納の面材は、柔らかく光を反射するアルミをセレクト。デザインを細部にまでこだわって、すっきりと見せています。 キッチンハウスでセミオーダーしたコの字型のシステムキッチン。カウンターの奥行きを活かし、ダイニング側から使う収納を設けた。水栓は蛇口先端のタッチ式スイッチで水の出し止めができる節水タイプ。出窓は既存を利用している。
キッチンをオープンにして親子で料理できるDKが誕生
お子様が料理に興味を持つ年齢になったため、下がり壁があり閉鎖的だったキッチンをオープンに。隣接してサンルームも増設。ＤＫが明るくなりました。
お住まいや暮らし方は人それぞれ、大切なのは、自分たちがやりたいことをはっきりさせること。専門家などに相談してみると、図面や立体パースなどを作ってくれることもありますので、イメージを具体化することができます。
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