屋根のメンテナンスは必要と思っていても、最適なメンテナンス時期や工事工程をイメージできず、二の足を踏んでしまいがち。
屋根のセルフチェックポイントや、工事工程を写真付きで解説いたします。ぜひ、メンテナンスの計画にお役立てください。
目次
屋根材の種類とセルフチェックポイント
スレート材や瓦など、屋根材にも種類があります。セルフチェックポイントもあわせてご確認ください。
「屋根の上をセルフチェックするのは難しい!」そんな時は、ぜひ無料建物診断をご活用ください。
屋根メンテナンスの種類と工事工程(既存がスレートの場合)
屋根メンテナンスの種類は主に3つあります。工事工程とあわせて解説いたします。
屋根塗装
築20年未満の屋根におすすめです。年数が経っていると、下地が傷んでいることがあり、工事で人が上に乗っただけで屋根材が割れてしまう事も。屋根材の劣化が確認された場合は、屋根材の種類、劣化状況などにより塗装以外の適切なメンテナンスをご提案いたします。
塗装の標準工程
屋根かぶせ工法
既存の屋根材を剥がさずに上から張るため、余分な廃材を出さず、環境に優しい工法です。
屋根を重ねることで遮熱機能が向上し、日射による温度上昇を抑制します。
※荷重計算が必要となります。※太陽光発電システム(PV)を搭載できなくなるケースがあります。
屋根かぶせ工法の標準工程
※使用する材料により異なる場合があります。
葺き替え
広範囲で下地が傷んでいて、かぶせ屋根の施工が不可能な場合や、お好みの屋根材に変えたい場合におすすめです。
屋根材の下にある防水シートの機能劣化も懸念されますので、築30年前後を目安にご検討ください。
※太陽光発電システム(PV)の搭載を検討される場合もおすすめです。屋根かぶせ工法では将来搭載できないこともあります。
葺き替えの標準工程(スレートからスレートへ)
※使用する材料により異なる場合があります。
葺き替えの標準工程(スレートから軽量瓦へ)
※使用する材料により異なる場合があります。
屋根メンテナンスの補足
関連工事) 作業足場架け・樋交換、腐朽部分改修
ミサワリフォームでは安全で確実な工事を行うために、樋工事のみでも足場を設置いたします。残した工事があると、再度、足場を設置する必要がありますので、樋交換や、腐朽部分の改修工事等も、併せてご検討をお願いします。
塗装できない部位
塗装をおすすめできないこともあります。
(塗装不可の一例)
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ミサワホームにお住まいの方へ「建物診断(点検診断サービス)」を行っております。
普段はなかなか見ることのできない屋根、そして外壁をトータルに診断し、報告書を作成いたします。
建物の性能を知り尽くしたミサワリフォームスタッフへ、ぜひともお任せください。
■ご注意ください
昨今、訪問販売業者から「棟板金がめくれている」「屋根材が傷んでいる」などと告げられた、とのご相談が多くなっています。訪問販売業者を不用意に屋根に上がらせることはトラブルにつながる可能性もありますので、十分ご注意ください。
対応エリア「東京・神奈川」